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意識障害〜急性期〜

今日は意識障害について書いていきます。

意識障害を起こした患者さんは色々な疾患がが考えられます。緊急な処置を必要とする患者さんも多くいます。入院してきた患者さんがまだ原因がわかっていない場合、何が考えられるのか、管理について書いていきます。

目次

1 意識障害とは

2 意識障害の人が入院してきたら

3 観察、管理、看護

意識障害とは

意識障害とは意識が混濁し刺激や呼びかけに無反応であったり、状況を正しく認識できなかったりする状況のことです。

意識障害は、意識混濁と意識の変容の二つに大別されます。刺激や呼びかけに無反応である場合を意識混濁。幻覚や錯乱などの症状が見られる場合を意識変容と言います。

最も重度の意識障害で完全に意識がない状態を昏睡といいます。

意識障害の人が入院してきたら

意識障害の患者さんが運ばれてきたら、まず気道の評価を行います。

重度の意識障害では舌根が沈下しており、気道が保たれていない場合があります。

その時には、気管挿管をすることがあります。

してくれた方が、安心だなと思いますが、されてない場合は

挿管管理にならないようにさらに注意して体位などみていく必要があります。

意識レベルの評価は人それそれの主観が入ってきてしまうのでJCS、GCSで評価します。

そしてなぜ意識障害があるのかの原因を探す必要があります。

その時に既往歴なども重要な情報になります。

救急の患者さんの診断を考える上でよく使うのは、AIUEOTIPSです。

A:アルコール(alcohol)、I:低血糖/高血糖 (insulin) 、U:尿毒症(uremia)、E:髄膜炎(encephalopathy)、脳炎、肝性脳症、電解質異常(electrolytes)、O:低酸素血症、高二酸化炭素血症、一酸化炭素中毒、T:外傷(trauma)、体温異常(temperature)、I:感染症(infection)、P:精神疾患(psychiatric)、S:ショック(shock)、てんかん(seizure)、脳卒中 (クモ膜下出血、脳梗塞、脳出血)(stroke)

既往歴や現状態から疾患として何が考えられるのかを考えます。

そして同時進行で検査を行います。

採血検査、CTやMRI、12誘導心電図を行い、診断をつけます。

すぐには診断名がつかない、原因不明の意識障害もあります。

その場合は、脳波の検査や腰椎穿刺(ルンバール)を行います。

ICUでの観察管理としては

バイタルサイン、意識レベル、瞳孔、眼球運動

麻痺の有無、痙攣の有無、嘔吐の有無、血液ガスを見ていきます。

モニターを装置し急なバイタルの変化にも気づいていけるようにします。

また適切な体位で気道確保をし、適切な酸素投与を行います。

現時点で炎症値が上昇していない場合でも肺炎や敗血症など何かしらの感染を考慮し、抗菌薬を投与することもあります。

血液ガスにて酸素投与量が適切かを評価することができます。適宜、現在の酸素量で大丈夫なのかを判断していきます。

看護師ができることは現状から悪化させない、急な変化にいち早く気づくことです。

意識障害の患者さんを見る中でも、「原因不明」の患者さんを夜看るのは本当にストレスがかかります。

もし髄膜炎や敗血症だったら、ショックに陥るかもしれない。

呼吸が突然止まるかもしれない。

「かもしれない」と思って看護をすることはいいことですが、

過度になりすぎるのもよくありません、急変の前には8時間前に予兆が出てくると言われています。正しい知識を持っていれば落ち着いた看護ができると思います。

投稿者

itsu271128@gmail.com
23歳看護師、救命救急センターに所属。 ブログ歴2年。 記事など本格的に始めたいと思い新規開設しました。 看護師3年目で救命科医師と結婚。 経験などから役立つ内容を書いていきます!

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